旅としてのハンドボール

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はじめまして。
「handball trend」に記事を書かせてもらうことになりました、坂 柊貴と言います。

“さか しゅうき”と読みます。初見で読める人に出会ったことはありません。
だいたい”ふゆき”と言われるので、「モト(冬樹)ちゃうわ!」というツッコミの鋭さには定評があります。

普段は”スポーツ観戦に行ってから帰ってくるまで”をテーマに、noteを書いています。
なので、土日の生息地はスタジアムかアリーナです。

https://note.mu/handball_jp2019


ハンドボールは中高大と続けて、今も東京都の社会人チームでプレーしています。
最近のテーマは、いかに楽をするか。無理は禁物だよね。

好きな食べ物は焼きそば、飲み物はジンジャーエールです。

今、自己紹介の引き出しの少なさに落胆しているよ。
僕のことはnoteかTwitterを見てもらえばわかります。
フォローとかしなくていいからね。

https://twitter.com/handball_jp2019

もう一度言います。フォローとかしなくていいからね。

https://twitter.com/handball_jp2019


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handball trend船出の記事という大役を背負うことになった。

正確に言えば、勝手に背負わさせてもらった。

「普段こんな記事書いているんですけど、投稿してもいいですか?」

と、一方的にDMを送りつけたところ、

「ぜひ!」

と二つ返事。
見ず知らずの人間からのいきなりのDMに快い承諾。
管理人さん、間違いなくいい人。どうか詐欺には気をつけて欲しいです。


船出の記事の役割というのは重要で、しばらくはこの記事が基準になる。

質が低いと品位がなくなり、(100%無いけど)高過ぎれば親しみがなくなる。
ルフィが初めて近海の主と闘うとき、血みどろの死力を尽くすのは嫌だし、いきなりギア4でボコボコにするのもなんか違う。
ゴムゴムのピストルという、”ただの伸びるパンチ”くらいが丁度いいのだ。


自分でもちょっと何言ってるかわからなくなってきました。
いい加減、ハンドボールのこと書こうと思います。

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正直に言うと、何を書こうかゴリゴリに悩んだ。
女子世界選手権か、東京2020か、日本リーグか、チームや選手紹介か…。

うーん、どれもパッとしない。
というのも、他の人が詳しく発信している。
僕が改めて書くのは、もこみちの料理に追いオリーブするようなものだ。

もっと異質で、オリジナリティあるもの。

”スポーツ観戦”。これしかない。

noteを読んでもらえればわかるけど、僕はとにかく色々なスポーツを、現地へ観に行く。


この記事では、スポーツ観戦の沼にはまってしまったきっかけ。
そして、僕にとってスポーツ観戦とは何なのか。そんなことを書きたいと思う。

ハンドボールの現地観戦に興味を持つ人が増えれば、ハッピーです。

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スポーツ観戦、特に現地観戦なんてクソだ。

チケット代はかかる。場所が遠ければ交通費もかさむ。試合終わりに飲みに行っちゃうなんてことがあれば、次の週はひもじい生活を送ることになる。

現に僕の財布は悲鳴をあげている。
毎週買っている100円totoに僅かな希望を抱いている。当たれ。

それに、夏は暑いし冬は寒い。
室内競技だって、行き帰りでかなりのダメージを追う。


それでも僕は、沼にはまった。
ネット配信、ストリーミング、VR。たくさんの観戦方法がある中で、現地観戦にどっぷりと。

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現地観戦を語る上で、忘れられない試合がある。
2018年6月16日、東京体育館。
常に世界のトップを争う国、ドイツを迎えてのJAPAN CUP 2018。

それまでの僕は、スポーツ観戦といえば家でポテチとジンジャーエールをお供に、スマホの画面をポテチの油で汚さないように観ていた。
小指でスッとするやつ。

ところが、いつも画面越しだったスーパースター集団が東京に来る。秒でチケット買った。
あとは修学旅行前の中学生のように、ワクワクしながら待つだけ。


迎えた当日、たしか曇り空だった気がする。
僕の心はピーカン。ピーカンって通じるよね?ジェネレーションギャップに怯えています。

入場開始時間前から長蛇の列。
ほんとにハンドボール観に来たのかってくらい人、人、人。ムスカ大佐に言わせれば、ゴミのようだった。

代表戦前は、関東学生リーグ選抜チームのエキシビション。
大学の後輩が出ていた。たぶん緊張していた。笑顔がガッチガチだった。

和やかな雰囲気でエキシビションが終わり、国を背負う選手たちがコートに出てきた。
おそらくほとんどの人が、ドイツ代表を初めて見たことだろう。

\おぉ…。/

\デケェ…。/

\いつから大人も一号球になったんだっけ?/

\待ってゲンスハイマーくっそイケメン。/

姿を見せるだけでどよめきが起こるなんて、まさにスーパースターだ。すでに4,000円のチケット代は精算できた。

それからは日本代表の試合だというのに、みんながドイツ代表に夢中だった。
シュートを放てばどよめきが、キーパーのセーブには歓声。東京体育館はドイツだった。

アップが終わり、ユニフォームに着替えた選手たちがMCの紹介とともに出てくる。アップのときとはまるで違う。
親善試合とはいえ、その顔つきは戦場に向かう戦士そのもの。戦場に向かう戦士は見たことないんだけれど。

世界最強のチームに、日本のハンドがどれほど通用するのか。差はどれくらいあるのか。
そして、初めて生で観るスーパースターのプレー全てが楽しみだった。

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もうね、全てが想像以上。


日本ももちろん凄かった。巨人たちの上から打ち抜くロングシュート、力強い突破、テクニカルなシュート、ビッグセーブ。
十分、観ていて楽しかったし興奮した。
ただ、ドイツは軽々しくそのレベルを超えてきた。

ハイネフェッターは100km以上あるシュートをキャッチし、

ヴィンツェクのポストプレーには2人掛かりでも押し込まれ、

キューンは火の玉ロングシュートを放ち、

ゲンスハイマーはえげつないPTを沈めた。

ひとつひとつのプレーに投げ銭が許されているなら、ちょっといいホテルに3泊くらい泊まれちゃう金額になると思う。
それくらい、度肝を抜かれ続けた。

日本と世界トップの差は、まだまだあるようだ。
だけど、選手たちは自分たちの力を試すように、生き生きと、試合を面白がれていた。まさに「ハンドボールができる喜び」に溢れていた。
この心持ち、大切だよね。

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もう一つ、彼らはコート外でもスーパースターだった。

試合後はひとりひとり丁寧にファンサービス。
サインや握手、写真撮影にフレンドリーに応じていた。時間ギリギリまで。
それどころか、時間が過ぎてもコートに戻ってくれる選手もいた。

また、バスに乗り込むドイツ代表を一目見ようと、多くの出待ちが待機していた。
それを見たスターたちは、出待ちに対しても写真撮影やサインを始めた。

彼らは外見だけでなく、心もイケメンだった。
僕が女性だったら間違いなく惚れている。いや、男でも惚れた。


この日から、僕はスポーツ観戦の沼にはまった。

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動画越しではわからないことがたくさんある。

カメラでは映らない場所はもちろん、迫力、音、感情。
その場で起こる全ての事象を肌で感じることができる。

テクノロジーの進化で、これらが家にいながら体験できるようになる時代が必ず来る。
でも、現地観戦はなくならない。人は”リアル”を求めるから。

そして、僕はスポーツ観戦を”旅”だと思っている。
ハンドボールで言えば、試合時間60分だけではなくて、家を出てから帰るまでの、小さな旅なんだ。

地域を探検し、試合を楽しみ、一杯やって家に帰る。最高の休日、旅。
友達、同僚、先輩、後輩、恋人、家族。旅を共にするパートナーが変われば、違う楽しみもある。
場所が変われば、チームが変われば、言わずもがな、だね。

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この1年足らずで、たくさんの場所に行った。

ハンドボールだけじゃなく、サッカー、バスケ、フットサル、ホッケーなど。
まだまだ見たことのないスポーツがてんこ盛り。全てのスポーツを観るまでに、何年かかるのだろう。

僕が破産しなければの話だが。
いや、このペースだと間違いなくする。やっぱりクソだ。

現地観戦のほうが絶対良い、なんて言わない。
そんなの人それぞれ。休みの日に家から出たくない人もいる。

でも、行けば、少しばかり世界が広がる。
知らないことを知れる。
知らないことを知る喜びは、かけがえのないこと。

興味があれば、ぜひ、自分の目で直接スポーツを観てほしい。
それがハンドボールであれば、なおさら嬉しい。

最後に、大切なことをみなさんに伝えて、船出の記事を締めくくりたいと思う。

 

フォローとかしなくていいからね。

https://twitter.com/handball_jp2019

https://note.mu/handball_jp2019

破産してなければ、また会いましょう。

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